子どもと楽しむヨーロッパ

子どもと楽しむロンドン:The Wondercrump World of Roald Dahl

先日のことになりますが、休暇を利用してロンドンに行ってきました。

今回の旅行の目的は、以下の3つ。
①Roald Dahlの特別展(The Wondercrump World of Roald Dahl)の鑑賞
②ミュージカル鑑賞
③博物館めぐり(大英博物館&自然史博物館)

ミュージカルは、当初はLion Kingを予定していましたが、チケットが取れず、断念しました。かわりに、Matildaと、Charlie and the Chocolate Factoryの二本を鑑賞しました。いずれも原作はRoald Dahlですね。というわけで、意図していたわけではないのですが、結果的にはRoald Dahlづくしの旅になりました。

今回の記事ではまず、①のThe Wondercrump World of Roald Dahlについて取り上げようと思います。


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今年の9月13日は、Roald Dahlの100回目の誕生日ということで、あちこちで記念イベントが企画されています。そのひとつが、このThe Wondercrump World of Roald Dahlです。

この展示会は、15人ほどのグループにガイドさんが1人ついて、解説を聞きながら各部屋を回るというものです。所要時間は約1時間。各部屋は、学校の教室、砂漠、夜の森の中、図書室・・・などなど、小さいながらもひとつひとつが凝った作りになっており、Roald Dahlの人生の軌跡をたどるとともに、彼がどのようなことから作品のインスピレーションを得たのかが分かる展示内容となっていました。例えば、図書室風の部屋では、MatildaのMs. Trunchbull(悪役の校長先生)のモデルとなった女性の写真をみたり。The BFGのソフィーのベッドに腰かけて、巨人のモデルになったといわれるRoald Dahlの親友の話を聞いたり。次女が特に気に入っていたのは、The Twitsに出て来る、天井と床がさかさまになっている部屋でした。

個人的に興味深かったのが、Roald Dahlが2枚目キャラだったこと。Micheal Rosenのような3枚目キャラを想像していたので、ちょっと驚きました。Roaldは身長2メートルのスポーツマンで、作家になる前は、イギリス軍のパイロットをしていたそうです。ところが、第二次世界大戦中に、操縦していた飛行機がアフリカで墜落してしまい、九死に一生を得ます。そして、この事故の後遺症のため、フルタイムで普通に働くのが困難な体になってしまいます。皮肉なことに、その事故が、彼が偉大な作家となるきっかけになったのでした。

また、今回の展示は子ども向けのため、特に言及はされていませんでしたが、女性遍歴も華やかなようです。最初の奥さんはアメリカ人女優のパトリシア・ニール。アカデミー賞も受賞している有名な女優さんのようです。2人の間には5人の子どもがいたようですが、Roaldの浮気が原因で離婚しているようです。ユーモアあふれる優しい作品からはちょっと想像できない一面ですね。


内部は撮影禁止だったので、写真を載せることができなくて残念。内容については下記のTelegraphの記事が詳しいので、興味を持たれた方はご覧になってみてください。The Twitsの部屋の写真もあります。

展示内容のほかに印象的だったのは、一緒に回ったグループの他の子ども達。ガイドのお兄さんが子ども達に色々質問をするのですが、みんな、答える、答える。ガイドさんの解説に出てきたRoald Dahlの本はたぶん10冊以上あったと思うのですが、どの子もほとんどすべて読破している様子で、登場人物の名前がポンポン出てきました。うちの2人は大いに刺激を受けたようで、「次はBoyを読みたい」「やっぱりDanny the Champion of the Worldが先かなあ」なんて言っていました。

今回の展示会、Roald Dahlについて深く知らない私でも十分に楽しめたので、ファンにはたまらない内容ではないかと思います。ロンドンでの開催は7月3日まで、その後はイギリス国内の他都市に移動するようです。なお、今回の展示品の多くはロンドン郊外にあるRoald Dahl博物館から来ているようです。いつかこちらにも行ってみたいな。


今回の旅行を機に、我が家ではRoald Dahlがちょっとしたブームになりそうです。Roald Dahlの本は学校の図書室にたくさんあるのですが、授業で頻繁に使うため、どれもボロボロ。我が家では子ども達用に下記左の15巻セットの購入を考えています。15冊でこのお値段なら、かなりお得な気がします。長女が読んでしまった本もちょこちょこあるんですが、うちには次女がまだ控えていますしね。ですが、今これを買うべきかどうか、判断が難しい。というのも、9月13日の100回目の誕生日を記念して、夏頃に特別な装丁のものが出そうな予感がするんですよね。あ~どうしようかな~。

次女にはまだRonald Dahlの自力読みは難しいのですが、オーディオブックならいけそうな予感がします。学校で先生が読んでくれたのは、The TwitsMatildaとのことですが、いずれもきちんとストーリーは理解していました。下記右の5話セットがお得なので、これにしようかなと考え中です。

Roald Dahlは作品が多く、どれから読むか迷う方も多いのではないかと思います。担任の先生におすすめや選び方を聞いてみようと思いますので、それを踏まえて、作品紹介についてはまた別記事にまとめる予定です。

 

 

次の記事では、Roald Dahl原作の2つのミュージカルについて、内容をご紹介したいと思います。

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