英語で地震について学ぶ:Earthquakes and Tsunamis (Usborne Beginners)

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地震被害が絶えない国、日本。

日本の面積は世界の1%にも満たないのに、世界の地震の10%は日本で起きているのだそうです。

いつどこで大きな地震が起き、自分の生命・身体が危険に曝されるか分からない。そんな小さな島国の上で、はるか昔から、独自の文化を発展させ、今では経済大国となった国、日本。つくづく、不思議な国だなと思います。


子ども達に地震についての本を読ませてみたいと思い、学校の図書室で探してみたら、こんな本がありました。同じ本の新品が3冊、図書室に入ったばかりでした。複数冊あるのは、先生が授業で使う予定の本です。どの学年が使うのかな?

表紙の写真をみて、「あれ、なんだか見たことあるな」と思われた方もいるかもしれません。そう、阪神淡路大震災のときのものです。

表紙以外にも、あちこちに日本の写真が出てきます。地震のあとにがれきだけになった街、ひび割れた道路、生存者の探索活動・・・。下記は避難訓練のページ。避難訓練って、Earthquake drillsっていうんですね。日本の小学校の避難訓練の様子が写真と図で紹介されています。

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地震に関する本は、地学的な観点からの説明が中心になっているものが多いように思いますが、この本は、地震の被害がどのようなものか、救助活動がどのように実施されるか、地震の多い国では人々はどのようなことに気を付けているのか等、多角的な観点から「地震」について解説されており、なかなかよいです。

写真や図が多い分、文章の量は少ないです。うちの長女の場合、15分ほどで読み終えていました。上の学年のお子さんですと、ちょっと物足りなさを感じるかもしれません。Book Bandは黄色・・・に見えたのですが、UsborneのHPで確認したところ、ゴールドでした。よって、ORTでいえば、ステージ9相当ということになります。

興味を持たれた方は、ぜひ読んでみてくださいね。(左がハードカバー版、右がKindle版です。)

 

 

 

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