今日はまたまた次女お気に入りの一冊を紹介しようと思います。
Don’t Let the Pigeon Drive the Bus(ハトにバスを運転させないで!!)という本です。
バスの運転手さんが、「ちょっとバスを見ててくれないか。あ、ハトには絶対にバスを運転させないでね!」と言って、出かけてきます。運転手さんが留守のスキを狙って、ほどなくするとハトが現れます。そして、読者に対して、あの手この手を使って、「ね~ぼくにバスを運転させてよ~」とお願いしてきます。
そしてこのハト、しゃべるしゃべる。かわいくおねだりしているかと思ったら、
「君にも夢はあるだろ・・・?」と泣き落とし作戦で来たり。
「ぼくのいとこのHarryなんて、毎日バスを運転しているんだぜ」と主張したり、
「オイ!たかがバスじゃないか!怒」と逆切れしたり。
ハトの作戦(?)がとにかく面白く、そしてかわいいです。
「そうだ、いいこと思いついた!『バス運転ごっこ』をしようよ!」
「じゃあ、まず僕からね~!!」
学校では、この絵本の読み聞かせをするときに、先生がハト役で、子ども達に語り掛けてくるそうです。ハト(先生)のお願いに対して、子ども達が都度都度、「NO!」「Stop it!」などと叫ぶのだとか。思いっきりNOといえるのが、子ども達には楽しいようです。まあ、普段は先生にNOって言われている側ですからね~(笑)
先日次女がこの本を図書館から借りてきたのですが、借りた理由を聞いたところ、私に読み聞かせをさせたかったのだそうです。彼女がハト役で、私が「NO!!!」と叫ぶ係。本人、いたくご満悦でした!
この本の著者、Mo Willemsは、アメリカの新進の絵本作家です。絵があまりに素敵なので、フランス人かしら・・・なんておもっていたら、アメリカ人でちょっとびっくり。(←かなりアメリカ人に失礼?)
彼の絵本で一番有名なのは、上記のDon’t Let the Pigeon Drive the Busですが、ほかのPigeonシリーズもどれもかわいいです。特に次女が気に入っているのは、The Pigeon Wants a Puppy!
という一冊。
こちらの本では、ハトが「ぼく、子犬が飼いたいよ~」と駄々をこねるのですが、「1か月に一度はちゃんと水あげるから!」「水と日光が大切なんだろ?分かってるよ!!」など、言うことがとんちんかんすぎて、かなり笑えます。
文章はシンプルなので、英語の勉強をはじめたばかりのお子さんの読み聞かせにいいと思います。絵のセンスもいいので、個人的にはお友達へのプレゼント用にかなりいいんじゃないかなと思っています。
以上、かわいいモノが好きな方にお薦めの絵本のご紹介でした!