Non Fiction

メカ好きの男子におすすめの一冊:Thing Explainer

今日は、メカ好きな男の子が気に入りそうな本を一冊紹介しようと思います。

Thing Explainer: Complicated Stuff in Simple Wordsという本です。

著者のRandall Munroeは、1984年生まれの31歳。若い!ですね。

彼は、xkcdというウェブマンガを描いているほか、科学ネタを取り扱ったblogも書いています。このblogを書籍化したWhat If?は全世界で100万部以上売れたとか。科学をテーマとした書籍でここまで売れるのは異例のことです。

 

そしてそのRandall Munroeの最新作が、今回ご紹介する本です。

Complicated Stuff in Simple Wordという副題からも想像できるとおり、複雑な構造なものを分かりやすく説明してみようというコンセプトで書かれた本で、見ているだけでとにかく面白い。

たとえば最初の見開きのページはこんな感じ。

Thing Elplainer

Tiny Bags of Water You’re Made Of (あなたをつくっている小さな水のバッグ)って、なんのことだか分かりますか?はい、細胞ですね。

解説もウイットに富んでいます。「すべての生き物は、水の入った小さなバッグでできている。ひとつのバッグでできている生き物もある。こういう生き物は小さすぎて普通は目では見えない。他の生き物は普通、小さなバッグがくっついてできている。君の体もすごくたくさんのバッグがくっついてできていて、一緒に動いて、いまはこの本を読んでいるんだよ。」 難しいことを、子どもにもわかるような言葉で説明してあり、いいなと思います。そして必ず説明図が書いてあるのですが、これがまた美しい。

このページはたまたま生物を扱っていますが、全体的にみると機械系のトピックが多いです。ロケット、PC、航空機のコックピット、カメラ、自動車・・・男の子が大好きなものがたくさんです。

ほかにも、高層ビルの断面図、太陽系、アメリカ合衆国憲法(!)まで、ありとあらゆる「複雑なもの」がそろっています。じっくり座って読むというより、ただただ眺めているのが楽しい本です。

なお、文字は小さいですが、単語は比較的平易です。とはいえ、内容がそれなりに高度なので、自力読みなら小学校高学年以上が目安でしょうか。親子一緒に眺めてあれこれ話をするなら、小学校低学年からOKと思います。ちなみに大人が読んでも楽しめます!いま我が家にあるのは図書室の本ですが、長女いわく、教頭先生が欲しくて注文したのだそうです(笑)

 

    

What If、いつの間にか日本語版も出ていました。私もまだ読んでいないので、今度日本に帰ったときにでも読んでみようかなと思っています。

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