インターに入学して1年ちょっとが経過し、2人とも程度の差はあれ、それなりに英語が上達しました。
長女の場合、日常会話はほぼ問題なし、発音もきれいですので、ぱっと聞くと、「バイリンガル?」とも思えます。ただ、よくよく聞くと、文法的な間違いがちょこちょこあります。特に多いのが、do not と、does notの言い間違いです。
本人に指摘すると、「あー、分かってる」というし、writingでは間違えないので、頭では理解しているようです。でも、友達などと夢中で話をしていると、そこまで意識がいかず、間違えてしまうようです。
私たち日本人は、「ここは『は』かな。それとも『が』かな?」なんて、「てにをは」を意識しながら話をしたりはしませんよね。それと同様、英語ネイティブの方は、特に意識もせずにdo notとdoes notを正確に使い分けているのだと思います。なので、個人的には、そのくらいにならないと、「バイリンガル」とは言えないのではないかと思っています。
さて、そんなdo not とdoes notの言い間違いですが、私もちょこちょこやってしまうミスなので、ネイティブの人たちにはどういう風に聞こえるのか(ものすごくおかしく聞こえるのか)、ちょっと気になったので、調べてみました。
英語のサイト、日本語のサイトをいくつか見ましたが、おおむね以下のような感じでした。
・文法的には明らかな間違い。ただし最近は、アメリカ南部やAfrican Americanのコミュニティなど、does notのかわりにdo notを使うところもあり、do notが使われる場面は増えている。
・このため、映画のセリフや歌の歌詞などでも、does notのかわりにdo notが使われていることがある。
(例)Beatles のTicket to Rideにはこんな歌詞がある。
“She’s got a ticket to ride. But she don’t care.”
・人によってとらえ方は違うが、外国人が日常会話で使う分には大きな問題はない。ただしネイティブが使うと、教養のない人間と思われる可能性がある。特にビジネスの場面での使用は避けたほうがいい。
ふむふむ。なんだか思ったよりも寛容ですね!もちろん正しく使えるに越したことはないけど、こどものspeakingの場面では、気にしすぎる必要はあまりないのかもしれません。文法についてごちゃごちゃいうより、たくさん話すことを優先させた方がよさそう。
うちの子もそのうち意識をせずに正しく使えるようになるかな?
引き続きウォッチしていきたいなと思います。