8歳女子の友達との会話内容にびっくり

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先日、スペイン人の友人Mちゃんの家に行くため、長女と親友Aちゃん(インド人)を車で送ったときのこと。30分弱の間、夫が運転しながらこっそりと後部座席のAちゃんと長女の会話を聞いていたそうなのですが、その内容に仰天したと話をしてくれました。

 

2人の会話の内容ですが、「人間は目を開けたまま寝れるのか?」というテーマで、ずーっと話をしていたそうです。魚は目を開けたまま寝るのにどうして人間は目を閉じるのか?目を開けたまま寝る人がいないのはどうしてか?人間が目を開けたまま寝ることは可能なのか?そもそも眠るってなんだろう?そんなことを、あーでもないこーでもないと、2人で話していたそうです。

更に少しの雑談を挟んだあと、今度は「人間が動物を殺して食べるのは悪なのか?」という話題になり、悪い悪くないとディスカッションをしていたようです。ベジタリアンのAちゃんは、「殺す必要はない。かわいそうだ」と主張し、長女は、「動物が他の動物を食べるのは自然界のなかでは普通のこと。悪ではない」と反論、Aちゃんにやや押され気味のところで、タイムアップ(バイバイの時間)になった模様です。

 

自分が8歳のとき、友達とどんなことを話していただろう?思い出そうとしたんですが、よく覚えていません。

たぶん、友達や先生のこととか、昨日みたテレビの話とか、そういう話だったんじゃないかな。「人間は目を開けて寝れるのか?」とか、「人間が動物を殺して食べるのは悪なのか?」みたいなテーマで友達と議論をしたことなど、皆無です。中学受験のための作文対策で、この種のテーマで作文を「書かされた」ことはあったとは思いますが、あくまで受動的なものであり、自発的に友達と議論をするというシチュエーションはなかったと思います。

 

Inquiryを大切にするインターの教育のせいか、多種多様な子ども達に囲まれているせいか、あるいはこの2人がちょっと変わっているのか、理由はよくわかりませんが、いろいろなことに疑問を持ち、考えて、それを表現できるようになってきているようで、親としてはうれしい成長です。

そういえば長女は、最近、私にも、「なんで?」「どうして?」「それはなに?」と、まるで3歳児のように聞いてくることが増えたような気ががします。忙しくて「あとで調べようね」とか「じゃああとでiPadで調べてあげる」とか答えて、そのままになってしまっていることが結構多く、いかんなあと反省。子どもの疑問、もっと大切にしてあげないといけませんね。

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