英語の抑揚・リズムを身につける学習方法 3つ

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日本人の英語は聞き取りにくいといわれます。原因は色々あるんですが、その一つに英語独特の抑揚(イントネーション)・リズムで話すことが日本人には難しいという点があげられるのではと思います。日本語と同じ感覚でぼそぼそ話すと、英語はすごく聞き取りにくいんですよね。

今回は、子ども達がやっていた英語学習法で、英語の抑揚・リズムを身につけるのに役立っていたものを紹介したいと思います。

1.歌を歌う

英語の歌を歌うことは、英語独特の抑揚やリズムを身につけるのにとてもいいと思います。特に、「ずんちゃ、ずんちゃ!」というリズムの曲(2拍子のモデラートの速さの曲)がいい気がします。

たとえばうちの子ども達が最近歌っているのは、下記の記事で紹介した曲です。うちの次女は、もともと人と話をするのが苦手な子どもで、英語の抑揚やリズムもいまいちだったのですが、長女と一緒にこの歌を歌っているうちに(長女が次女にも歌詞を覚えさせて一緒に歌の練習をしているのです)、メキメキ上達しました。本を読むときなどにも、いつの間にか英語らしい抑揚とリズムで読むようになっており、びっくり。わずか数週間での変化です。

「ずんちゃ、ずんちゃ!」のリズムで、ある程度韻を踏んでいる(rhymed)曲なら、たぶんどんな曲でもいいのではないかと思います。親の仕事はその子のお気に入りの一曲をみつけてあげること。そうすれば、子どもは勝手に歌詞を覚え、何度も繰り返し歌って、英語独特の抑揚やリズム感を自然に身に着けてくれます。

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2.ポエムの音読

Poemは、普通の文章よりも、英語独特の抑揚やリズムが強調されています。英語の抑揚やリズムをマスターするにはもってこいの素材だと思います。特に、韻を踏んでいる(rhymed)ものがいいようです。長女のクラスでは、Poemの暗唱や、人前での朗読・パフォーマンスなどをやっているようです。
下記サイトには、子ども向けのポエムで、著作権フリーのものがリストアップされています。ここからピックアップしたポエムを授業でも使っているようです。
Perform a Poem

小さいお子さんにおすすめなのは、We Are Going on a Bear Huntの朗読。これは著者のMichael Rosenの動画がとにかく素晴らしいです。Rosen風にリズミカルに読むのがポイントです!


3.ラップ風音読

これは他のクラスでやっていたもので、うちの子ども達は未体験です。ちょっと上級者向けなので小さい子には難しいかもしれませんが、面白い取り組みだなと思ったので紹介します。
「ラップ風音読」というのは私が勝手につけたネーミングです。「ずんちゃ、ずんちゃ!」のリズムの曲をかけて、それにあわせてラップのように文章を読むというものです。このとき使っていた曲は、以前下記の記事で紹介したThe Foxという曲のカラオケバージョンでした。文章は何を読んでいたか聞き取れずでした。残念。
曲は「ずんちゃ、ずんちゃ!」のリズムの曲なら何でもいいと思いますが、知っている曲の方が子どもも盛り上がると思います。最初はゆっくりしたリズム、徐々に速いリズムにするといいかもしれません。我が家もそのうちやってみようと思います!

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以上、英語の抑揚・リズムを自然に見つけられる学習法のご紹介でした。

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