洋書を安くお得に入手する11の方法 

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昨日のこと、絵本を読みながら、次女がポツリと言いました。
「ねえママ、今はさ、英語の本をたくさん読めるけど・・・。日本に帰ったらどうなるのかな?英語の本ってあるのかな?すごく心配なんだけど。」

うむむむむ。確かに、現在の読書量を保つための本を自腹でAmazonなんかで購入していると、大変なことになりそうだ。

というわけで、日本に帰ったとき、どうすれば子ども用の英語の本が安く手軽に入手できるのか、調べてみたので、以下で紹介したいと思います。

現在の入手先

本題に入る前に、まず、現在ヨーロッパの非英語圏に住んでいる我が家が、どのようなところで英語の絵本を入手しているか、紹介してみます。

1.学校の図書室

一番よく使っているのが、学校の図書室です。
週2回ボランティアに行っているので、その際に、子どもが好きそうな本を借りてきます。子どもは冊数制限がありますが、保護者は制限なしなので、ボランティア特権(?)で、たくさん借りています。

2.学校のフリーマ―ケット

学校のイベント時には古本のフリーマーケットが開催されることが多いです。収益は学校へ。子どもに人気の本が多いし、何より値段が1冊1ユーロととても安いので、あれば朝一に行って購入しています。

3.キリスト教関連団体のチャリティーバザー

私の住む都市では、キリスト教関連団体が、年に数回、英語本のバザーを開催しています。冊数も多く、値段も1冊1ユーロからとリーズナブル。新品が破格の値段で出ていることもあります。大人用の本もたくさん。なので開催されるときは必ず出かけます。

バザーで英語本を入手する
我が家が住んでいるのは非英語圏のため、日本語の本はもちろん、英語の本もなかなか手に入りません。もちろんAmazonを利用すれば購入は...

4.ブッククラブ(Scholastic、Usborne)

大手出版社のScholasticやUsborneは、学校経由で本を買うと、売り上げの一部を学校に還元するというプログラムを実施しています。たとえば、生徒が10ユーロの本を買うと、学校は3ユーロ分のポイントをゲットすることができて、それで図書館の本を書い足すことができるという仕組みです。よく考えられていますね。値段は安くないのですが、学校への貢献になるし、カタログを見ながら本を選ぶのが子どもも楽しいようなので、学校から案内の書面が届いたときには毎回購入しています。

5.個人売買

インターのほかのお母さんから購入。これも1冊1ユーロ以下のことが多いです。

6.Amazon

なんだかんだいってAmazonも使っています。とはいえ、今のところ、本当に気に入った本や、急いで買うことが必要になった本、長く使う本(辞書など)限定ですね。

日本では・・・?

次に、日本に住んでいる外国の方(英語話者)がどのようなところで英語の本を入手しているのか、調べてみました。ネットで調べるといろいろな情報が出てきましたが、整理すると以下のような感じ。

1.図書館

これは図書館によってかなりの差があるようです。大きな図書館だと、びっくりするくらい豊富なセレクションの英語本がそろっていることもあるそうです。お近くの図書館、チェックしてみましょうね。

2.ブックオフ

これもお店によって品揃えにかなりの差があります。我が家の最寄りのブックオフには英語本は全くなかったのですが、次に近いターミナル駅近接のブックオフには、それなりの数の洋書がありました。都会の外国人が多く住むエリアのブックオフほど、英語の本の品ぞろえは充実しています。

3.英語のUsed Book専門店

たとえば、こんなお店があります。
Infinity Books and Cafe
たいていのお店は、オンラインで在庫検索ができます。ただ、全体的に小さな子ども向けの本は少ないですね。

4.コストコ

我が家も日本にいたときにはよく購入していました。それほど種類は多くないけど、値段は安いですね。子ども向けの本もそれなりにあると思います。ただ、安いからと衝動買いしたけど結局読まなかった本も結構あります。

ただし、行ってみないと売っている本が分からず、その場で即決せざるを得ないので、どうしても無駄な買い物をしてしまうのが難点ですね。

5.Amazon

Amazonは基本的に送料無料(or格安)なので、トータルで考えると海外からの購入より安くなることが多いです。早く確実に届くのがいいですね。あと、日本語の口コミの下に、Amazon comの口コミが記載されていることが多く、これが本選びの際にとても重宝します。

我が家も日本にいたときはよく利用していましたが、日本在住の外国の方もやはりAmazon利用が多い模様です。日本のAmazonに在庫がなくても、ISBNで検索して海外のAmazonに在庫があれば、国内送料で発送してくれることもあるのだそうです(※ただし、古い情報なので今はどうなっているのかよくわかりません)。

6.Book Depository

Book Depositoryは、本(新品)の通販サイト。日本からの発注でも送料無料なのが有難いです。とはいえ、もとの単価が高めなので、お得かどうかは、ものによります。たまにセット本が破格のお値段になっていることがあります。

とにかく1円でも安く「新品」を買いたいというときは、AmazonとBook Depositoryを比べてみるとよいようです。イギリスの会社なのでイギリスの出版社の本が充実しています。

7.オークションサイト

中古本は傷み具合を目で見て確認して買いたいので、私はオークションは利用したことがありません。安くてもボロボロは悲しいですからね。ただ、フリマやチャリティーイベントなどが少ない日本では、英語の中古本を探すのは容易ではなく、オークションサイトの活用も考えるべきなのかもしれません。なお、ebayなどの海外のオークションサイトの方が品物は豊富ですが、送料を考えると(本は重量があるので高くなることが多いです)、日本国内のオークションサイトの方がよい気がします。

8.eBooks

ペーパーではなく電子リーダーを使ってeBooksを活用しているという声も多かったです。購入先は、Apple, Barnes & NobleAmazonなど。小学生ならRaz-kidsやEpic!ですね。

私自身も最近は自分が趣味で読む英語の本はeBooksのことが多いです。クリックするだけで訳が出てくるのが便利だし、なにせ軽いので、移動時間中の読書に便利です。

9.Online eBook library

アメリカの図書館の一部では、オンラインで本を読めるサービスを実施しているのだそうです。もっとも、利用者登録をしていない人は無理です。アメリカに住んでいたことがある人は、ご自身がカードを持っている図書館がonline eBook lendingをやっているか、調べてみてはどうでしょう。私も10年前に作ったカードがどこかにあるはずだけど、さすがに10年前では無理だろうな。。。ちなみに一番ポピュラーなのはOverdriveというサービスのようです。OverdriveのHPから、サービス対象の図書館を検索できますので、気になる方は見てみてくださいね。

あとは我が家の場合、eLibraryUSAというアメリカ国務省のやっているオンライン図書館を利用しています。アメリカ大使館にお願いしてIDをもらう必要があり、ややハードル高めですが、ナショジオなどが無料で見られたりするなど、かなり充実しています。アメリカ留学時代に書いた自分の修士論文まで掲載されていて、びっくり。これが無料はすごすぎる。

[2018年5月1日追記:eLibraryUSAはサービスが終了しています]

10.Craigslist

Craigslistは、ローカル情報交換のためのサイト。英語話者でCraigslistを知らない人は多分いないのではないでしょうか。東京など日本の都市版もあり、Used Bookの情報も載っています。下にCraigslist Tokyoのbookコーナーのリンクを貼っておきますので、興味のある方はのぞいてみてくださいね。ねらい目は年度終わりの5~6月。駐在員のsayonaraセールで、子供向けの英語の絵本のバルク(大量&格安)が出ていることがあります。

なお、Craigslistでの売買の場合、完全に個人間でのやりとりになりますので、掘り出し物に出会える可能性も高いけど、トラブルに遭うケースも多いです。利用される際は十分に注意してください。
Craigslist Tokyo (Books)

11.インターのイベント

東京など都市圏に住んでいる人におすすめなのがインターの学園祭。洋書バザー、かなりの確率であるはずです。バザーのほかにも子供が楽しめる企画が色々あるはずなので、気になるインターがあったら、大き目のショッピングバッグをもって出かけてみることをおすすめします。
ちなみにインターのイベント情報は、以下のサイトが詳しいです。
グローバルエデュ

 


以上、日本での英語本の入手方法の紹介でした。
色々書いてはみたのですが、現在非英語圏で暮らしている自分の経験からすると、「English speakerのコミュニティに入る」のが、リーズナブルな値段で英語本をゲットできる一番の方法ではないかと思います。そうすると、個人売買のお話や、フリマの情報なども、入ってくると思います。

それでは、どうやってそういうコミュニティに入るか?
・・・すみません、わかりません(笑)
いまは子どものインターママつながりで自然にそういう情報が入ってきます。

 

以下には今回の記事執筆に際して参考にさせていただいたサイトのリンクを貼っておきます。ありがとうございました!

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