金曜日に学校からMid-termの成績表が届きました。なんと12ページ!読むだけでちょっと大変です。
うちの子のインター(IBのPrimary Years Programmeを採用しています)では、Math(算数)、Language(英語)、Music(音楽)、PE(体育)の4教科について、4段階の成績がつきます。EALや、Unit of Inquiriesという科目については、成績はつかず、先生からのコメントが書いてあります。
グレードは、低い方から、次のような感じになっています。
①Requires Support(要サポート)
②Consolidating(グレードで要求される到達度には達していない)
③Meeting expectations(グレードで要求される到達度に到達している)
④Extending(グレードで要求される到達度を上回っている)
上記4教科については、各科目ごとに8~10個くらいの項目があって、それぞれの項目について上記4段階に分かれた評価がついています。例えばLanguageですと、Reading3項目、Writing4項目、Listening&Speaking2項目。かなり細かいですね。
さて、うちの子ども達の成績表ですが、2人とも、9割程度の項目がMeeting expectationsで、あとはConsolidatingとExtendingが散見されるという感じでした。インターでの生活にも慣れ、授業などでも足をひっぱらず平均的なアチーブメントを残せるようになってきたことが伺い知れました。
Consolidatingがついているのは2人ともLanguageでした。長女はReading、次女はSpeakingが弱いとの先生の評価でした。2人とも前回(昨年6月)の成績表では、LanguageについてはConsolidatingがかなり多かったように思うので、着実に成長していると思います。特に次女については発話が少ないので心配していたのですが、ReadingやWritingについてはMeeting expectationと評価していただいており、意外でした。
高学年になり、Middle Years Programme (MYP)やDiploma Programme (DP)になると、テストやレポート提出が頻繁にあってかなり厳密な成績評価が行われるようですが、子どもの学校の場合、PYPのうちは”Meeting expectation”が広く中間層をカバーしている模様で、評価項目は細かくわかれているものの、評価自体はざっくりしているような印象です。それでも、コメント欄にかなり詳細な補足説明が書いてあるので、子どもの強みと弱みはよくわかります。
成績表を頂いた際に重要なのは、一喜一憂することではなく、子どもの弱点をプロの立場から指摘していただいて次の半年間の教育に生かすことかなと思っています。弱点は分かったので、あとはそれらの弱点について親としてどのように対応していけばよいかを知る必要があります。これは成績表には詳しいことが書いてないので、先生に別途お時間を頂いて色々質問してみようと思っています。