おすすめの児童書

【おすすめの児童書】なぜ?どうして?シリーズ

海外で子育てをしているご家庭では、子ども用の書籍(雑誌を除く)を自宅にどのくらい揃えているのでしょうか。我が家の本棚をざっと数えてみたところ、400冊超でした。他のご家庭の本棚と比べたことがないのでよくわかりませんが、それなりに多い方でしょうか。ちなみに、うち100冊弱は、私が子供のころに母が購入してくれた福音館書店の「こどものとも」「かがくのとも」シリーズです。購入してから30年以上経っており、ボロボロなので、一部は捨ててしまっていますが、まだ現役で頑張ってくれているものも多数あります。

このうち、英語の書籍は60冊くらい。英語の勉強をはじめて日が浅いので、英語の児童書はまだ少ないです。

 

日本にいるときは、書店の児童書コーナーによく足を運んでいました。自分用の本はアマゾンで購入することが多かったんですが、子ども用の本は店頭で実物を見て大きさやら色合いやらを確認してから購入したかったんですよね。それと、書店で美しくディスプレイされた本を眺めながら、わが子用のとっておきの一冊を選ぶのが好きだったというのもあります。

そんなわけで、おすすめの児童書はたくさんあるのですが、今日は、「なぜ?どうして?」シリーズを紹介しようかなと思います。

 

学年別「なぜ?どうして?」シリーズ

「なぜ?どうして?」シリーズは、身近にある色々な不思議なことについて説明した書籍で、小学校1年生から6年生まで、学年ごとに出ています。そして実は、学研(左)と高橋書店(右)の2社が出しています。

     

当初は、2社から出ていることを知らずに購入していたので、我が家では2つのシリーズが混在しちゃっています(汗) だって、「なぜ」「どうして」「かがく」「ふしぎ」「○年生」って、表紙のキーワードがかぶりすぎ!!同じ出版社から出ている旧版と新版だと思い込んでいました。表紙のイメージはだいぶ違うんですけど、背表紙だけだと区別がつきません。初版が出版された年を見ると学研の方が少し古いので、おそらく、学研が先に出してヒット→高橋書店が追随という流れなのではないかなと思います。

値段はどちらも同じくらいです。質の優劣は私にはよくわかりませんでしたが、学研は、サイエンス部門の書籍の出版には定評がありますので、信頼できる気がします。アマゾンで検索すると上位に出て来るのもたいてい学研のものですね。レイアウトは高橋書店の方が工夫されていて読みやすい気がします。どちらがいいかは好みの問題と思いますが、個人的には、先行組の学研を応援したいかな?(笑) ちなみに学研版の方は、

 

「こころのふしぎ なぜ?どうして?」

「なぜ?どうして?」シリーズは学年別のもののほかにも派生版がいろいろ出ています。たぶん一番売れているのは下記「こころのふしぎ なぜ?どうして?」ではないかと。学研ではなく高橋書店の本ですが(笑)。出版されてもうだいぶ経つんですが、未だに大型書店だと面陳列されていることが多いですね。

この本は、子供向けの本という体裁をとっていますが、書いてあることは結構深くて、大人が読んでも面白いです。「こころのふしぎ」となっていますが、テーマは多種多様です。たとえばこんな感じ。
・おばけは、どうしてこわいの?
・楽しかった日は、夕方になるとちょっとなきたくなります。どうして?
・かみさまって、本当にいるの?
・お父さんとお母さんはどうしてけっこんしたの?
・わるいことをしたら、じごくにおちるって本当?

個人的に傑作だと思ったのは、人がしぬって、どういうこと?(76頁)。この本では、こう説明されています。

人間は一人では生きていけない。
だから誰もがたくさんの人とリボンでつながって生きている。
関わり合いの深い人ほど、太いリボンになっている。
人が死ぬと、リボンは鎖に変わってしまう。
残された人は鎖の重さに耐えながら生きていかなければならない。
太い鎖の重さに耐えられなくなってどこまでも落ちて行ってしまう人もいる。
人が死ぬということは、その人だけでなくその人とつながっている人を苦しませること。
だから人を殺してはいけないし、自分で自分を殺すのもいけない。

ふ、深いですね。こういうことをさらっと分かりやすく子供向けに書いてくれている本って、あまりないように思います。

面白かったのは、「いそがしい」って、何をしているの?(100頁)でしょうか。ぼーっとテレビを見ているお父さんに遊ぼうと言ったら忙しいと言われた、なにが忙しいの?という問いに対して、「体は動いてなくても頭の中はものすごく忙しいこともある」として、お父さんが頭のなかで考えていること(家族のこと、仕事のこと、将来のことなど)を具体的に説明しています。私は「うまいこと書いたなあ~」とニマニマ(たぶん筆者もパパさんなんでしょうね)、子ども達はお父さんがお尻をぼりぼり掻いている挿絵(下記)にニマニマ。

こころのふしぎ なぜ?どうして?

子どもも大人も楽しめるおすすめの本ですので、もし手に取る機会がありましたら、是非ご一読いただければと思います。

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