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Oxford Reading Tree:活用法や選び方など

今日は、おうち英語の定番、Oxford Reading Tree (ORT)について、活用法などをご紹介します。「ORT?知ってるわよ」という方も多いと思いますが、何らかの参考になれば幸いです。

 

1. ORTとは

ORTは、イギリスのオックスフォード出版という会社が出している絵本シリーズです。イギリスの小学校の多くで、英語の副教材として使われています。
ORTはレベル1から11までに分かれていて、1と2の間のみ、1+があります。レベル1~3が4~5歳、レベル4~6が5~6歳、レベル7~11が6~7歳を対象にしているようです。(※ORTを扱っている日本の会社のHPですと上記と違う年齢表記がされていますが、ORTの公式HPですと上記のようになっています。)
全部で800冊あり(すごい!)、そのうち280冊が、Biff少年とその家族の物語になっています。

2. ORTのいいところ

日本でも人気の高いORT。我が家の場合、次女(G1)が毎日学校からreading assignmentとして絵本を2冊持って帰ってくるのですが(※後述の追記参照)、だいたい50%くらいの確率でORTです。なので自宅にORTはありませんが、ここ1年ほど、ほぼ毎日、ORTを読んでいます。
実際に使ってみていいなと思ったのは、以下の点です。
・細かいレベル設定がされていて子どもの英語力にあった本を探しやすい。
・Biff少年とその家族など、出てくる登場人物が魅力的。
・とにかく冊数が多いので多読に向いている。
ちなみに、低学年の子どもの場合、背伸びをして難しい本を読むよりも、スラスラ読める程度の絵本をとにかくたくさん読むことが大切だそうです。ORTは全部で800冊もあって細かいレベル分けがされているので、「多読」をさせるに適しているんですよね。それがイギリスの小学校などで広く採用されている理由なのではないかなと思います。

3. ORTを読むときのポイント

以下は担任の先生から教えてもらった自宅で本を読むときのポイントです。ORTを利用したおうち英語でも当てはまると思いますので、紹介します。なお、ORTのHPにも、それぞれの本ごとに読むときのサジェスチョンなどが書いてあるのですが、毎日本を読む前に予習をするような時間的余裕はないので、私は目を通していません。本によっては背表紙にこれらの事項が書いてあることもあるので、そちらはさっと目を通すようにしています。

本を読み始める前に

・読む本は子どもに選ばせる。
・まずはタイトルを一緒に読んで、表紙の絵を見る。
・「何についてのどんなストーリーだと思う?」と子どもに聞いてみる。
“What do you think it is about?” ”What do you think will happen in this story?”

本を読むときには

・子どもが読むのでもいいし、ママが読むのでもいいし、交互に読むのでもいい。1回目はママが読んで2回目は子どもでもいい。子どもに決めさせる。
・読み間違いがあったときは、まずは自分で間違えを直す時間を与える。”What word is that?”
・なかなか正しく言えないときは、絵を見るように促したり、似たような音の単語を示したりして、自力で正解にたどり着けるようヘルプする。
・ママが読むときは、わざと文の最後の言葉を読まず、子どもに「あれ、そこって○○だよ」と指摘させてみたりする。
・とにかく褒める。褒めまくる!!

読み終わったあと

・本の感想を話し合う。
“Did you enjoy the book? Why?'” ”Could you think of another ending?” ”Could you read the part of the book you enjoyed most?” ”Can you retell what happened in the story?”

4.  ORT、どこまでそろえればいいのか?

前述のとおり我が家は学校の本を利用しているので、自宅にORTはありません。なので参考になるかわかりませんが、この1年くらいORTを読んできて感じたことをもとに、私なりの考えを書いてみます。

まず、前述のとおりORTは7歳くらいまでの子どもを前提として作られているので、お子様が小学校中学年くらいになっていると、食いつきが悪くなる可能性があることに注意が必要です。もしお子様がある程度大きくなられているなら、どかっと買う前に、ORTのHPで色々試し読みをして、子どもに合うかどうか検討された方がいいと思います。うちの場合、長女(8歳)がORTを読んでいたのは本格的に英語の勉強をはじめてから最初の半年くらいで、今は全く読んでいません。

また、レベル1は半分くらいが文字なしのもの、残りの半分くらいがごくごく簡単な単語や文が記載されているものです。文字なしの本は、ネイティブのお母さんが子どもと会話のネタに使うのはいいと思いますが、ノンネイティブのお母さんが使いこなすのは逆に難しいです。というか私には無理でした!なので、ネイティブレベルの英語力がある方以外は、買うならレベル1+以降の方がいいと思います。

冊数は、たくさんあればあるほどいいと思います。ただし、「英語を英語で理解できる程度の簡単な本をたくさん読む」方が教育方法としては効果的なようなので、高いレベルの本まで一度にそろえる必要はないと思います。次女(6歳)の場合、英語ゼロからスタートして1年後の今でも読んでいるのはレベル3~4あたりです。レベル5がスラスラ読めるくらいになると、ORT以外にもいろいろ選択肢が増えてきますので、個人的にはとりあえずレベル3~4くらいまであれば十分なのではと思います。レベル9まで一気にそろえた方が一冊当たりの単価は下がってお得になりますが、これはやめておいた方がいいと思います。まずはちょっと紙ベースでお試しをしてみたいということなら、下記の右の2冊の本(ORT何冊分かがまとめて収録されています)がよさそうです。

    

 

以上、なんだか長文になってしまいましたが、ORTの紹介でした!

 
※2016.5.25追記
なお、ORTのレベル3くらいまでは、reading assignmentの半分くらいがORTでしたが、レベルがあがるごとに、reading assignmentでORTが出て来る確率は減っていきました。現在の次女のreadingレベルはORTレベル7(book band:ターコイズ)あたりですが、ORTを家に持ち帰ってくる確率は1割以下です。レベルがあがると他の出版社の本など選択肢が増えていくので、結果としてORTの活用率が下がっていくのではと思います。
 

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