今日はうちの子ども達お気に入りのworkbook、Mad Libs Juniorを紹介しようと思います。
Mad Libsは、アメリカ発祥の言葉遊びゲームです。ゲームのルールは簡単。まず1人のプレーヤーが単語の一部が空欄になっている文章を準備します。これは他のプレーヤーには見せません。そして他のプレーヤーは、「名詞」「動詞」「形容詞」などの指定に基づいて、空欄にいれる単語を思いつくままに適当に言っていきます。最後に完成をしたヘンテコな文章をみんなで読んで大笑いする、というものです。適当な文章を作って楽しむゲームであることから、Ad-lib(アドリブ)をもじって、Mad libsという名前にしたそうです。
このMad Libsを、子どもがひとりでできるworkbook形式にしたものが、上記Mad Libs Juniorシリーズです。
右側が完成前の文章(空欄あり)、左側には空欄に入れる単語の候補が書かれています。例えば文章の空欄に★印がついていたら、単語リストの★の欄に書いてあるものから一つ選んで書き込みます。一度使った単語はスラッシュで消して、再度使わないようにします。空欄を全て埋め終わったら、どんな文章ができたか読んで楽しむわけですが、結構これが面白い。うちの子ども達は完成すると2人で読みながらゲラゲラ笑っています。
空欄を埋める作業をする際には、単語リストにある単語の意味やスペリングを確認することになります。最後にできた文章を読む際に、発音の練習もできますね。写真が見にくくて恐縮なのですが、アマゾンの「なか身検索!」で一部のコンテンツを見ることができるので、気になる方はそちらをご覧いただければ幸いです。
なお、Mad Libsはポピュラーな遊びなので、”Mad Libs for Kids”で画像検索すると、色々な人が作成したシートが入手できます。ただ、通常は文章部分だけ(上記写真の右側部分だけ)で、単語リストがついてないので、ただ遊ぶだけならいいのですが、単語の勉強にはなりません。Mad Libs Juniorの単語リストは、子どもがよく使う単語が載っていて、なかなかいいです。たとえば、上記写真のページの単語リストに”fart”という単語があるのですが、みなさんはこの単語の意味をご存じでしょうか?うちの長女は意味を知っていましたが、私は知りませんでした!!聞いてびっくり、「おならをする」という動詞だそうで、学校ではときどき使う言葉だとか・・・(笑)
そんなわけで、英語学習のドリルとして使うのであれば、やっぱり上記Mad Libs Juniorシリーズから選ぶといいと思います。