Jolly Phonics(ジョリー・フォニックス)

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子どもに読み方を教えるにあたり、各アルファベットとそれに対応する音を教える方法を、Phonics(フォニックス)と言います。たとえば”A”ならア、”B”ならブ、というやつですね。

一口にPhonicsといっても色々な教え方があるようなのですが、子ども達の学校では、Jolly Phonicsを採用しています。Jolly Phonicsは、イギリスの教師の方が考え出したフォニックス教授法で、今はイギリスの小学校の6~7割で採用されているそうです。最近は、イギリスだけでなく、オーストラリアやアメリカなどでも、Jolly Phonicsを採用する学校が増えているようです。

Jolly Phonicsの特徴は、体の動作とセットで、楽しく体を動かしながら音を覚えられるという点です。

例えば”R”の発音。Jolly Phonicsでは、「子犬になったつもりで、口に布をくわえたふりをして、首を横に振りながらrrrrrrrrと言ってみましょう!」と教えています。

r dog

な~るほど、これは分かりやすい上に、楽しいですね!!
“R”の発音が苦手だったうちの次女も、学校でJollly Phonicsを習ってから、かなりきれいに発音できるようになりました。確かに小さい子相手に、「舌をまるめて、舌の先は天井につけないようにして・・・」みたいに教えても、ダメですよね(汗)

 

Jolly PhonicsはHPがかなりしっかりしていて、各アルファベットごとの発音の教え方(アクション)は、HPのなかの保護者/教師用ガイド(日本語) に詳しい解説があります。”R”の他にも、「なるほど!こういう風に教えればいいんだ~」という点が色々あるので、興味を持たれた方は解説をご覧になってみてくださいね。日本語なのがちょっとうれしい(笑)。ちなみにうちの次女は、なぜか”T”が大好きで、たまに家でもひとりでやっています。”T”は、テニスボールが右左に往復しているのを見ているイメージで、首を横に振りながら”tttttt”だそうです(笑)。

Jolly PhonicsのHPには、無料で使える教材もいろいろあります。我が家は英語教育は学校におまかせなので使ったことはありませんが、ご自宅で親子英語に取り組まれている方はチェックしてみてください。有料の教材も色々あり、一番メジャーな教材は、Jolly Phonics Activity Books 1-7 (in Print Letters)のようですので、お財布に多少の余裕がある方はこちらを購入するといいと思います。Activity bookは1995年版の旧版と2012年の新版がありますので、購入されるときはお間違えのないように!

 

Jolly Phonicsは、5~6歳くらいまでの子どもを想定して教材が作られていますので、それ以上の年齢の子どもだと、もしかしたら退屈に感じてしまうかもしれません。でも、そのくらいの年齢のお子さんにはぴったりの楽しいPhonics勉強方法だと思いますので、興味を持たれた方はぜひ試してみてくださいね。

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