11月も終わりに近づき、クリスマスの季節がやってきました。
いよいよ来週末から アドベント(Advent)が始まるので、買い物に出かけると、どこもかしこもアドベントカレンダーやアドベントクランツなどのアドベントグッスがてんこもり状態です。
上記写真はアドベントクランツと呼ばれるものです。ろうそくが4つついていて、11月終わりの日曜日になるとまず1本目のろうそくに火を付けます。次の日曜日には2本目にも火をつけ、その次の日曜日には3本目に火をつけ、4本全部に火がともるころには、クリスマスはもう間近というわけです。クリスマスリースの原型はこのアドベンツクランツだと言われています。
ヨーロッパで暮らしていると、キリスト教が、ヨーロッパの文化や習慣に深く影響を与えていることがよくわかります。また、子どもが読む英語の本も、学年があがるにつれ、キリスト教の基礎知識なしでは理解が難しいものが増えてきそうな気がしています。
そんなわけで、今回は、キリスト教について理解が深まる本をいくつか紹介しようと思います。
聖書物語 (こども世界名作童話)
漫画チックな表紙ですが、漫画ではなく、本です。旧約&新約両方の内容が入っており、子ども向けの最初の一冊としておすすめです。平易な言葉で書かれているので、小学校低学年なら自分で読めますし、幼稚園児のお子さんならお母さんが読みきかせをしてあげるといいと思います。
マンガ聖書物語<新約篇> (講談社+α文庫)<新約篇> (講談社+α文庫)
こちらも我が家にあります。
字が小さくて内容が少し難しいので、お子さんだったら、小学校高学年以上向きです。大人が読んでも勉強になります。
手塚治虫の旧約聖書物語 (1) (集英社文庫)
あの手塚治虫先生が書いた漫画です。ただ、手塚ファンのなかでも、評価が大きくわかれる作品のようです。ストーリーは、キリスト誕生まで。それ以降はないので、キリスト教の勉強の素材としては、ちょっと中途半端でしょうか。
CD付 英語でハッとする聖書の話
初心者向けの簡単な英語で書かれたもの。私が読むにはちょっと簡単すぎるし、うちの子ども達にはまだ難しすぎる感じです。来年の一時帰国時に買おうかなということで、「ほしいものリスト」に入れています。
英語の子ども向けの聖書関連の本は、これから探してみようと思っています。
宗教色が強すぎず、聖書の内容が簡単に解説されているような子ども向けの英語の本があればと思っているのですが、
なかなか難しいですね。よさそうなものが見つかったらまたご紹介したいと思います!