うちの子どもたちは2人ともお絵かきが大好きです。一日中家に籠っていても全く退屈しないタイプ。休日に公園に行こうと誘うと、「えー、おうちでお絵かきしたいからイヤ」ときます。仕方がないので、「じゃあ、色鉛筆もって公園に行こう!」と誘って、強引に連れ出したりしています。
インターに入ってよかったなと思ったことのひとつが、小さいころからアートについて専門の教員の授業を受けることができることです。日本でも一部の私立の小学校はそうなんでしょうね。アートって生まれつきの適性もあるとは思うのですが、テクニックやちょっとしたコツみたいなものが色々あるので、きちんと教わるとメキメキ上達するのですね。2人ともこの1年でだいぶ絵が上手になったように思います。
なお、子ども達の学校の場合、正確にいうと、アートという科目はないのですが、Units of Inquiryという科目のなかで、時折アートの専門家がきて、教えてくれるようです。
1年生の次女のクラスでは、最近、Kandinskyについて学んだそうです。Kandinskyはロシア人の画家で、抽象画家の始祖とも呼ばれる人です。ピカソなど現代の抽象画家の多くに影響を与えています。
Kandinskyについて勉強したあと、次女が描いた絵がこちら。なにがなんだかわかりませんが、うん、なんとなーくですが、Kandinsky風味な気がします。気のせいかもしれないけど(笑)
絵画の基礎的な画法を教わってくることもありますが、このように、ひとりの画家に着目して、その人の画法の特徴を分析し、真似してみるということをよくやっているようです。
こちらは4年生の教室に貼ってあったもの。こちらはモディリアーニ風味の自画像ですね。
みんなびっくりするくらい上手!家に飾っちゃいたくなるくらい、いい感じ。
ここ最近、長女はアートに強い興味を持つようになり、図書館からdrawingの本をよく借りてきています。drawingの本、英語の勉強にもなり、絵が好きな子にはすごくお勧めできると思います。お薦めの本を別記事にまとめましたので、興味を持たれた方はご覧になってみてくださいね。