インター生活の悩みの一つが、お誕生日会。
お誕生日には親しい友達を招いてパーティーを行うご家庭が多いです。室内遊技場やお店を借りて開催するパターンが多いかな。自宅で開催する方もいますが、そういうときにはパーティーを盛り上げる人(マジシャン等)を外から呼ぶことが多いです。招待するお友達の人数はだいたい10~15人くらい。我が家は未体験ですが、ごくごくまれに、「パリのディズニーランドで開催するので来てね!航空券代+αは出すよ!」みたいなものもあるようです。(どんだけ金かけてるんだ~!)
パーティーを開くのに相当のお金がかかることは分かっているので、招待された場合は、だいたい20~30ユーロ(日本円にして3000~4000円くらい)のプレゼントを持参します。
我が家は昨年度はパーティーをしませんでした。こちらに来たばかりで手筈もよくわからず、バタバタしているうちに子ども達の誕生日が過ぎてしまった感じでした。今年度は色々なお友達に呼ばれているので、我が家もしなくてはいけないのかなと妙なプレッシャーを感じています。
どこでどういうプランでやるのかのも悩んでしまうのですが、それよりもひっかかるのは、たくさんのプレゼントを子どもが一度にもらうのが教育上いいのかということ。先週、次女のお友達Aちゃんのお誕生日会があったのですが、プレゼントにバービー人形を持参したところ、何と他にもバービーを持ってきていた子が2人いたとのことでした。うちの次女もバービーを1体持っていますが、買うかどうするか1年くらい悩んで、悩んで悩んで悩んで、一生懸命公文のプリントをやって貯めたお小遣いで買ったものです。欲しいものはよく考えてから自分のお金で買うようにと教えています。なので、バービーを一度に3体も貰うなどという事態になったら、もう天地がひっくり返っちゃうほどの大騒ぎになってしまいます。
アメリカのようにgift receipt(※)の仕組みがあればまだいいのですが、ここではそれもないし・・・。呼ぶお友達を5~6人程度に絞るしかないのかなとも思いますが、招待してくれた子は招待しないといけないなと考えると、絞るのも難しいように思うのです。いっそのこと、プレゼントは10ユーロ以下にして!とこちらから制限を付けようかとも思ったのですが、それもちょっとおかしいですよね。うーん。
※gift receipt:プレゼント用のレシート。プレゼントが気に入らなかった場合等には、gift receiptとプレゼントをお店に持って行くと、返品や交換をしてくれます。
ちなみに誕生日会をみなが開催するかと言われればそうでもないです。どんどんクラスメイトも変わっていくので、呼ばれたら呼ばないと・・・というしがらみのようなものも、日本ほどはない・・・はず。誕生日会をやるかどうかも含め、子どもと相談しながら、決めていくしかないですね。あ~気が重い。