ひとりごと

駐妻ワールドの現実

夫の海外転勤に伴い、仕事をお休みして「駐妻」になり、もうすぐ一年になります。

「駐妻」というと、なんとなく優雅なイメージと、狭くてドロドロした世界に生きている人というイメージがあるように思います。実際に自分が体験してみてどうだったか、書いてみようと思います。

 

優雅な生活?

時間がたっぷりあるという意味では、優雅なのかな?
でも、金銭的にみれば、豊かになったという実感は全くありません。むしろ逆です。
夫のお給料はかなり増えたみたいですが(←実は詳しくは知らない)、私の収入が激減しました。世帯単位でみれば、たぶん3分の2くらいになっているのではないかと思います。そこから子ども2人のインターの学費とかが出ていくので、結構大変です。

普段の生活については、以下のとおり。

お手伝いさんや運転手さんはいるか?
→残念ながらいません!東南アジアであれば人を雇うことができるのでしょうが、東京並みに物価が高いところに住んでいるので、無理です。ただしCleaning ladyと呼ばれるお掃除の専門の方に来ていただくことはたまにあります。お水の成分とか洗剤とか、とにかく日本とは色々違うので、特に水回りなどは私にはきれいにお掃除をするのが難しいのです。

平日昼間は駐妻仲間で優雅に高級レスランでランチ?
→これもなーい!夫や子供がいない平日昼間に、日本食材店で買った「緑のたぬき」(4ユーロ=500円)をこっそり食べるのが、私のプチ贅沢♪ たまにお友達とランチにも行きますが、高級店に行くことはほとんどありません。
あまりお金を使いたくないというのもありますが、東京だと3000円もあればかなり贅沢なランチができるのに対して、こちらでは同じくらいの金額を出しても満足感が得にくいというのもあります。ラーメンと餃子で2000円超えますので・・・。物価の安い地域なら楽しいんだろうなと思います。

ランチの後は優雅にエステやマッサージ?
→日本にいたときは週1で行っていましたけど、そういえばこちらに来てから一度も行ってません!というかデスクワークも少ないので、肩も凝らなくて、「あ~全身マッサージに行きた~い・・・今日のオイルは何にしよ~?」などと思うこともないですね。

長い休暇は優雅にあちこち旅行?
→旅行は結構行っています。でも、自家用車で移動&安ホテルに宿泊が基本です!旅行に行ったらトリップアドバイザーで口コミを書いてANAのマイルを貯めてます。ほかにも買い物などで陸マイルをコツコツため、すこし遠出するときにはマイレージで航空券をゲットしています。うん、優雅とは程遠いな~。でも、ヨーロッパは狭いので、車であちこちに旅行に行けるのはある意味贅沢なのかもしれません。それから、文化や芸術、世界遺産などへのアクセスの低さは、ヨーロッパならでは。オペラなどにも思いたったら行けるので、それはとても恵まれているなと思います。

 

ドロドロした駐妻ワールド?

これ、半分ビクビク、半分楽しみにしていたんですが・・・全くありません。

「駐妻ヒエラルキー」とか「駐妻カースト」とか、どうやら配偶者のステータスで地位が決まるようですが、私のように日本でがつがつ働いていた人間の場合はどうなるんでしょうね。よくわかりません。というか、自分の能力とか社会的地位ではなく、配偶者のが基準って、何なんでしょうね。ちょっと興味があったんですが、体験できず、残念(?)です。

ちなみに私が普段よく会う日本人は、子どもの学校のママたちです。なんとなく日本人グループのまとめ役をしてくださる方はいるものの、ボス的な存在ではなく、気が利いてとても優しい方や、英語力が極めて高い方が多いかな。ドロドロした感じはないですね。みなさん、拍子抜けするくらいさわやかで、いい方ばかり。

 

地域や会社にもよるのでしょうが、私の駐妻ライフは以上のような感じです。

駐妻の場合、狭い世界での息苦しい人間関係などに悩む人が多いと聞きますが、幸い私の場合にはそれは全くなし。日本人コミュニティからはちょっと距離を置いて生活しているからかもしれません。むしろ今の一番の悩みは、休職で中断してしまった自分のキャリアをどう再構築するかという点ですね。これについては色々考えていることなどあるのですが、まだ頭の中がごちゃごちゃ状態なので、また機会があれば記事を改めて書いてみたいと思います。

駐妻ワールドの現実” に4件のコメントがあります

  1. 北米で駐在妻、9ヶ月の赤ちゃんを育てています。
    駐在妻になったから赤ちゃんを授かれたんだ、と思うと本当に感謝しています。が、長年バリバリ仕事をして給料も旦那以上だった…なんてことがもう遠に昔のことになり、今では家だけ与えられた自分の人生を生きてない感じの自分。。。
    キャリアの再構築中をどうするか日々年齢だけ上がっていくなぁと焦りを感じ、モヤモヤして気がついたらこちらに辿り着いていました!

    今後の参考にもしたいのでまた覗きに来たいと思います。

    1. こんにちは!コメントありがとうございます。

      そうなんですよね、私も日本ではがっつり働いていたので、当初は「自分の時間がたくさんある」ことに戸惑いと不安を感じました。何をすればいいのかもよくわからなくて、延々とネットを見てしまったりして、自己嫌悪に陥ったりしました。今は自宅で1日3~4時間くらい働いているのですが、通勤ラッシュもないし、子供との時間も十分とれるし、そこそこの収入にもなるので、かなり満足しています。

      とはいえ、リモートでできることには限りがあり、仕事のことを考えると日本に戻った方がいいのだろうなと感じています。駐妻のなかには同じようにキャリアを中断して帯同されている方が多くて、某SNSにコミュニティがあるので、別途メールでご案内しますね。もしご興味がありましたら、是非。

  2. たびたびこんにちは。
    私もコミュニティー興味があるので、ぜひ教えてください!
    私は理系専門職なのですが、夫の海外転勤が今までも、そしてこれからも続きそうで、
    自分自身の仕事、子どもの環境と教育とのバランスで、ずっともやもやしております。

    PS: 結局お誕生会は、勇気を出してプールの間だけ同伴、お部屋に入ったら私は一度退散して、
    お迎えで合流という流れにしました!
    溺れる人を助けるのは、素人には難しいと聞きますよね~。万が一用の、浮き輪と着替え持参します(笑)
    お聞きしてとてもよかったです。

  3. Morryさん、了解です!
    別途メールをお送りしますね。
    駐妻と一口にいっても、住んでいるエリアや年齢、子どもの有無、仕事の分野など、人によって色々違いがありますので、他の人の事例がそのまま参考になることは稀です。でも、配偶者の会社との話の仕方、VISAのことなど、参考になることは多いです。また、世界の遠く離れた場所に同じような悩みを持ちつつ頑張っていらっしゃる方たちがいるのは、すごく心強いです。

    そしてプールの件、参考になったならよかったです!

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