一時帰国

外国人への日本土産 NG集

外国人への日本土産、選ぶのがなかなか難しいですね。今回は、「これはNG」と私が思うものを書いてみようかなと思います。

もっとも、人によって好き嫌いはありますし、特に外国人ともなると、日本人もびっくりの日本通から、全く日本のことをご存じでない方まで様々な上、地域によっても違いがありますから、一括りにして論ずるのは難しいですね。以下のリストは、「え?日本にニンジャってもういないの?彼らはなんで失業しちゃったんだ?」レベルの、日本についてあまり知識のない欧米の人を念頭に置いて、「お土産にするにはリスクが大きいもの」という観点から、まとめてみました。

1 和菓子

リスクの大きさでだんとつ1位は、なんといっても和菓子ではないでしょうか。

日本人でも好き嫌いが分かれる食べ物ですが、欧米人の場合、「生理的にダメ」な人が大半になるような。特に餡子は、豆が甘いという時点で、「ありえない!」と感じる人が多いようです。余談になりますが私が住むエリアには「ミルヒライス」なるミルクと白米で作られたデザートがあります。ごはんを甘くしてデザートにするという時点で私には「ありえない!」ので、いまだかつて購入したことはありません。だから餡子に対する欧米人の拒絶反応もよくわかります(笑)

和菓子を差し上げるくらいなら、駄菓子の方がまだいいと思います。欧米人が比較的好きなのは、ビッグカツやうまい棒。子供にはラムネも受けがいいようです。

   

2 海苔

どこかのサイトで、「アメリカ人へ海苔の缶をプレゼントしたら喜ばれた!お土産におすすめ」ということが書いてあって、びっくりしました。和食が大好きで自宅でも作っちゃうという人なら別ですが、そうでないなら海苔をあげるのはNGだと思います。

というのも、欧米人のなかには、「黒い紙のようなものを食べるなんて気持ち悪い」と思っている方、結構いるのです。「黒い」「シート状」と、普通彼らが食べているものとは色も形状も違うので、日本人が想像するより抵抗感が大きいです。お寿司は好きでも、海苔はダメで、わざわざ海苔をはがして食べる人もいるくらいです。なので海苔をお土産というのはやめておいた方がよいですね。

3 緑茶(リーフ)

緑茶自体はいいと思うのですが、あげるのならば、リーフではなくティーバッグの方がいいです。

日本人は、お茶はティーバッグよりリーフの方が高級だと思っていますが、海外の方の認識はそうでもないです。ホテルのラウンジやオシャレなカフェでも、銀のポットに入ったお湯とティーバッグが出て来たりします。紅茶大国の英国でさえ、消費されている紅茶の96%はティーバッグだそうです(UK Tea & Infusions Associationの調査より)。

緑茶自体は最近は欧米のスーパーなどでも簡単に手に入るようになってきましたが、甘い味や香りの付いたものが多く、日本人がふだん飲む緑茶とはかなり違います。というか、ほとんど別物です。甘くない緑茶、しかもリーフとなると、まず飲んでもらえないでしょう。

4 浴衣

浴衣も結構微妙ですね。見た目が華やかですから最初は「あらすてき!」と盛り上がるでしょうが、翌日からタンスの肥やしになる可能性大。日本人だって、浴衣を着るなんて滅多にないですよね。すそが広がっちゃうので寝間着にも使えないし、薄手だからハロウィン(10月末)や謝肉祭(2月)の仮装にも使えない。和風の布(ちりめんとか)はステキだとは思いますが、あげるなら巾着袋とかそういうものの方がいいと思います。

ただし、日系人の方や、ジャパンフェスティバルや盆踊りなど日本がらみのイベントが定期的にある地域に住んでいて毎年それに参加しているという方なら、浴衣はすごく喜ばれると思います。

5 日本人形

日本人形は、欧米の方の自宅のインテリアには合わないです。あげてもすぐに屋根裏部屋orヤードセール行きの可能性大です。現に、フリマにいくと、立派な日本人形が破格の安値で売っている場面によく遭遇します・・・。

ただし、広い個室のオフィスを持っている方なら別です。オフィスのインテリアにはあまりこだわりがない人が多いし、逆に日本人のクライアントが来たときに見せれば話のタネにもなるので、喜ばれるかも。

6 漆塗の食器類

お椀などの和食器は普段使いができるので、喜んでもらえる可能性大です。ただし、漆のものは、食洗器NGのものが多いので、その点注意が必要です。高級な漆塗りのお椀も、食洗器に一度かけただけで、表面の艶が失われ、悲惨な状態になっちゃいます(経験アリ)。欧米の方は食器の手洗いはほとんどしないので、できるだけ食洗器対応のものを選びましょう。

あとは、重いし値が張りますが、南部鉄器は絶大な人気を誇ります。デパートや台所用品店で高値で販売されています。

繰り返しになりますが、以上はあくまでも、日本についてほとんど知識がないフツーの欧米人を念頭に置いたNGリストになります。

お土産って結局は気持ちの問題なので、差し上げる方のことをよく考えて選べば、たとえ運悪く気に入ってもらえなくても、こちらの気持ちは伝わる(=目的は達成できる)のではないかな~と思います!

参考記事

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