タブレット学習

タブレット教材比較:チャレンジタッチVSスマイルゼミ

我が家がタブレット教材を導入するにあたって迷ったのが、チャレンジタッチiconスマイルゼミ、どちらにするかという点でした。

色々な比較サイトを見てみたものの、なにがどう違うのか、いまいちよくわからず・・・。それもそのはず、タブレット教材ははじまってからまだ日が浅いので、どんどんサービスの内容が変わるんですね。チャレンジタッチはスマイルゼミのいいところを、スマイルゼミはチャレンジタッチのいいところをどんどん取り入れていっている気がするので、ぶっちゃけ、どっちでもあまりかわらないような気がします。たとえば、ある比較サイトによると、スマイルゼミの長所はオフラインでも使えるところだと書いてあって、旅行や外出が多い我が家はこの点でスマイルゼミにすごく惹かれたんですが、よくよく調べたところ、チャレンジタッチも8月からは教材を一括ダウンロードしてオフラインでも勉強可能になっていて、両者に違いはありませんでした。なので比較サイトはあまり参考にならないかなと思います。

我が家がチャレンジタッチを選んだのは、ただ単に、当時チャレンジタッチが中途解約金が0円のキャンペーンをやっていたからです。そのうちスマイルも同じようなキャンペーンを始めるんじゃないかなと思っていたんですが、いまスマイルのHPをみたら、やっぱり始まってました!(笑)こちらは、「全額返金保証サービス」だそうで、タブレットを返却すれば、タブレット代のみならず、既に払った会費も戻ってくるのだとか(スマイルゼミHP)。かなり強気ですね。

 

というわけで、とりあえずこの記事を書いている2015年9月時点では、どっちも気軽にやめられるようになっているので、悩んでいるヒマがあったらとりあえずどっちでもいいから適当にはじめちゃえば?と思いますが、それだけだと記事の意味がないので、今回は、チャレンジタッチのベネッセと、スマイルタッチのジャストシステム、それぞれがどんな会社なのか、紹介しようと思います。サービスを知るのはまずはその会社のことを知るのが一番です。どっちにしようか迷っている方の参考になれば幸いです。

 

株式会社ベネッセホールディングス

東証1部上場。本店は岡山。
「福武書店」という出版社からはじまり、通信教育事業で成功しました。
出版事業では、「ひよこクラブ」「たまごクラブ」「いぬのきもち」「ねこのきもち」「サンキュ!」などの雑誌を刊行しています。教育事業では「こどもチャレンジ」「進研ゼミ」を展開しているほか、子会社にて予備校(お茶ノ水ゼミナール)や英会話学校(サイマル・インターナショナル)も営んでいます。
主力の進研ゼミは会員数が激減していますが、それでも、2015年4月現在、271万人が利用しているそうです(同社発表)。

株式会社ジャストシステム

こちらも東証一部上場。本店は徳島市。2009年にキーエンスと資本・業務提携し、現在はキーエンスが筆頭株主になっています。
もともとは、ワープロソフトの「一太郎」や、かな漢字変換ソフトウェア「ATOK」など、ソフト開発を手掛ける会社でした。
2001年から教育事業に算入、学校向けに教育ソフトの提供を開始しています。

両社のタブレット事業の比較

タブレット教材を使ったビジネスというものは、「IT」と「教育」、両方についてノウハウがないと展開できません。上記会社概要を見ていただければわかるとおり、もともと「IT」分野を得意としていたのがジャストシステム、「教育」分野に特化していたのがベネッセであり、両社は今はがっつり競合していますが、出自が違うんですね。

最初にタブレット教材を出したのはジャストシステムで、2012年11月のことでした。これを追うように、2014年4月からベネッセが「チャレンジタッチ」を開始ししてます。すなわち、通信教育についてはベネッセの方が先駆者ですが、タブレット教材についていえばジャストシステムが先駆者です。

次に会員数を比べてみようと思いましたが、「スマイルゼミ」の会員数は公表されていないようです。ただし、同社のプレスリリースによれば、会員数は激増しているとのこと。同社の財務諸表などをみても売上が2012年からどんどん増えており、かなり好調のようです。余談ですが、2009年のキーエンスとの業務提携はジャストシステムの資金繰り悪化が原因ですから、驚異的なV字回復だと言えるでしょう。というか、おそらくキーエンスから注入された新たな資金があったから、消費者向けタブレットという市場に乗り込むことができたのでしょうね。

一方の「チャレンジタッチ」、調べてみましたが、進研ゼミ全体の会員数(271万人)の記載のみで、チャレンジタッチの会員数は公表されていませんでした。会員数が激減したとはいっても、271万人というのはすごい数字ですね。タブレット以外も含めた通信教育の利用者数でみれば、依然としてベネッセがジャストシステムを大きくリードしているのではと推察されます。

個人情報流出問題

両社の関係を語る上で欠かせないのが、2014年に起きたベネッセの個人情報流出問題です。

これは、ベネッセの保有する顧客の個人情報が不正に流出し、これを第三者経由で入手したジャストシステムが「スマイルゼミ」のダイレクトメール発送に利用したというものです。

この件でベネッセは個人情報管理の甘さを露呈する結果となりました。第三者を入れた調査委員会を組織し、原因を究明し、顧客に謝罪し、再発防止策を講じたものの、各方面から激しいバッシングを受けました。会社としての信用も失墜し、株価は下落、進研ゼミの会員数も激減しました。

一方のジャストシステムは、「ベネッセから流出した情報だとは知らなかった」とした上で、入手したデータについては全削除することを表明しました(同社プレスリリース)。

結局ベネッセがたたかれて終わった本件ですが、個人的には、本当にジャストシステムが「ベネッセから漏れた個人情報だと知らなかった」のか、疑問に思っています。だって、これだけ大量の小中学生に関する個人情報を持っている会社って、普通に考えたら、ベネッセ以外にないわけですから。それに、本当に本当に知らなかったのなら、潔白を証明するために、第三者の入った調査委員会を立ち上げて調査させてその報告書を公にするのがセオリーと思いますが、ジャストシステムはこれをやっていないんですよね。

そんなわけで、この個人情報漏えい事件については、データ管理が甘いベネッセにももちろん落ち度がありますが、ジャストシステムの対応にも疑問があり、どっちもどっちだと個人的には思います。ネットの口コミを見ると、「ベネッセは個人情報漏えいをするような会社だからスマイルゼミにした」というものが散見されますが、短絡的な見方なように思います。

 


以上、長いわりには、教材の中身に関するような情報が全然なくて、ごめんなさい(笑)

ただ、冒頭に書いたように、たぶんどちらかの教材が圧倒的に優れているということはないと思いますので、フィーリングで選んじゃってよいのではと思います。イメージ的には、ベネッセが品のいいお金持ちのお坊ちゃま(ただしちょっと落ち目)、ジャストシステムがイケイケのベンチャー起業の若社長、さあどっちと結婚する?・・・みたいな。うまくいかなかったら速攻離婚して、もう一方と再婚することが可能です(笑)

我が家は、とりあえずチャレンジタッチではじめて、今のところかなり満足しています。ただ、タブレットの故障などエクストラの出費が必要な事態になったら、スマイルゼミへの乗り換えも検討しようと思っています!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA