「家に良書が300冊もあれば、子どもは賢い子に育つ」(かも?)

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「家に良書が300冊もあれば、子どもはそのうちどれかと触れ合って、勝手に賢い子に育ちますよ。」

出版会の大御所、紀伊國屋書店の高井社長が、現代ビジネスのインタビュー記事で最近述べていた言葉です。本を売る人が言っている言葉ではありますが、その点を差し引いても、なかなか含蓄のあるよい言葉だなあと思います。

 

将来の学力は10歳までの「読書量」で決まる!」という教育本がいま結構売れているようなのですが、そちらでも同じような趣旨のことが書いてあります。とにかく「家にたくさん本がある」状態を作り、自然に子どもが本を手にする機会を増やすことが大切なんだそうです。

「買わなきゃいけないの?図書館でいいじゃん」という意見もあるかもしれません。もちろん図書館でもいいようですが、その場合は、20冊くらい図書館から借りてきて、リビングにずらっと並べて、子どもが選べる状態にしておくとよいのだそうです。

(ちなみにこの本、読書好きな子供にするコツや、読み聞かせのコツなど、ためになることが色々書いてあり、なかなかよいです。おすすめ本のリストもgood。)

うちの子ども用の本ですが、現在手元にあるのは400冊くらいです。幼稚園で定期的に配られる絵本や、まだうちの子どもたちには少し早いと思われる本(私が子どものころに読んでいた本です)は、日本の自宅に置いてあって、これが全部で200冊くらいかな。よって、そちらもあわせると合計600冊くらいになりますが、「良書」が300冊あるかといわれると、ちょっとどうなんだろう・・・という感じです。これ以上本増えたら困るなあと思っていたけど、やっぱり書籍代は惜しまない方向で行こうかな。(←あれ?もしかして高井社長の戦略にまんまとはまってる?)

 

しかし、たくさん本を並べすぎると、思わぬカウンターパンチを食らうことも

じょうぶな頭とかしこい体になるために」という本が、我が家の本棚にありました。これ、絵本作家の五味太郎さんが書いた本で、私も一度読んだものの内容は忘れていて、なにげなく本棚に置いてあったんです。

ある日、これを読んだ長女が思わぬ一言を。
「ママ、○ックスって、なあに?」
(※「ソックス」ではありません)

いや~~、凍りました。
冷静を装いつつ、「な、なんだろうね~?ママもわかんないな。」とごまかしたら、「もう!!ママってほんと知らないこと多いよね。」とぶつぶつ文句を言いながら、パパのところにもいって、同じ質問をしていました。「他のページはだいたい意味わかったんだけど、ここだけなんだかよくわからないんだよね。」と。
同じようにパパもモゴモゴごまかして、長女が混乱しているスキに、この本は長女の手の届かないところにしまいました!五味太郎さん、子供向けの本で、その言葉を出しちゃいかんだろ!!(って五味太郎さんに文句を言っても仕方がないですね。)

みなさんも、こういう事故(?)には、注意してくださいね!

 

こちらがその本。怪しい本ではありません。問題のページ以外は、結構いいこと書いてあるんだけどな~。

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