海外に住んでいる日本人にお薦めのお土産ということで、食品に続いて、雑貨についても書いてみようと思います。
1 入浴剤
ひとつめのおすすめは、入浴剤です。世界広しといえども、日本人ほど頻繁に入浴する民族はないのではないかと思います。当然ながら入浴剤の充実度も日本がNo1。ヨーロッパでは、クナイプというメーカーの入浴剤が比較的よく売れていますが(日本にも輸出されていますね)、なんというか、入れてもあまり「入浴剤を入れた!!」という満足感がないんですよね。
今までいただいてうれしかったのは、下記「日本の名湯」シリーズ。乳白色の濁り湯になるタイプのものが多く、自宅で日本の温泉気分が味わえるのが本当にうれしかったです。乳頭、登別・・・と、温泉名を見るだけでもワクワク。ちなみに、くださったのは過去に駐在経験がある方で、さすがのチョイス!ツボをおさえていらっしゃる!と思いました。
「日本の名湯」シリーズのほか、お子さんがいるご家庭なら、おもちゃが出てくるタイプのものとかも喜ばれると思います。
2 スリッパ
海外では、いわゆる「スリッパ」というものがあまり売られていません。あっても、ホテルで出て来るような、ぺらぺらのタイプが多いです。
「海外ではスリッパがあまりない」というのは、駐在組には比較的よく知られた話なので、赴任時にまとめ買いをしているおうちもあると思います。でも、スリッパって消耗品ですから、いくつあっても困らないと思います。
特にうれしいのは、中敷きがい草や竹になっているタイプのもの。サラサラしていて履き心地がいいし、海外ではまず売っていませんので・・・。以前、友人から、コムサ・イズムのい草スリッパをもらったのですが、シンプルながら品のあるデザインでとても素敵でした。同じものをネットで探してみたのですが、出てこないですね。もう販売していないのかな。
3 日本のラップ
日本人駐在員の間で定番お土産になりつつあるのが、日本のラップ。アメリカやヨーロッパのラップって、性能がよくないのです。芯からうまくはがれなかったり、ギザギザのところでうまく切れなくて引きちぎる感じになったり・・・。そしてそのうち箱からギザギザがとれてしまってハサミで切る羽目に。なんでなんでしょうね~?
このため、クレラップやサランラップは、一時帰国時に日本で買って持ち帰る方が多いです。我が家も日本からクレラップをまとめて持ち帰っていて、長時間電子レンジにかけるときや、お寿司や太巻きを個別包装するときなどに使っています。勝負下着ならぬ、勝負ラップみたいなかんじでしょうか?(笑)
ただし、メインのお土産がラップというのもどうかと思うので、親しいお友達におまけであげるものという感じでしょうね。
4 雑誌
友人からいただくとうれしいのが、雑誌の最新号。インターネットで様々な情報が手に入る時代になりましたが、やっぱり紙ベースで読むのはいいものです。いただいたものは駐妻仲間で回し読みしたりしています。
主婦の方に渡すなら、海外駐妻の登場率が高いMartがいいかもしれません。働いている方なら、日経ビジネスや東洋経済、ダイヤモンドなどがおすすめ。CREA TRAVELLERも、次の旅行の参考になるので、海外在住者にはかなりうれしい一冊です。そして私は、友人の間では「教育ママ」と位置付けられているのか、President Familyをいただくことが多いです。小学生のお子さんがいるおうちなら、Newsがわかるもいいと思います。
5 コスメ
日本のコスメ、頂くと結構うれしいです。
ヨーロッパの場合、泡立つ洗顔料もなければ、オイルタイプのクレンジングもありません。化粧水もふき取り用のもののみで、保湿成分が入ったしっとりタイプのものはありません。日本とは水も気候も違うので、現地のものを使うのが肌にもいいのだろうとは思うのですが、たま~に日本のコスメが無性に懐かしくなります。
それから、私の住むエリアでは、ジェルネイルも売っていません。ネイルサロンにいけばやってくれるようですが、自宅でUVライトを使ってネイルをするというのは、一般的ではないようです。
というわけでコスメもおすすめですが、人によって合う/合わないがあるし、好みも違います。日本で買いだめしてきている人もいると思います。相手に聞いてから選ぶのが無難かと思います。
以上おすすめのお土産<雑貨編>でした。食品については下記の記事を参考にしていただけるといいかなと思います。