ちょっと前のことになりますが、子どもの通うインターで、ランチタイムに担任の先生のかわりにGrade 1のちびっこたちの面倒をみることになりました。
当日のランチのメニューのひとつがソーセージ&ポテトフライで、子ども達の要望に応えてケチャップをお皿に盛りつけていたのですが、なにせあちこちで子どもたちがいろいろなことを言うものですから、あわててしまって、自分の洋服におもいっきりケチャップをつけてしまいました。
慌てる私をみて、子ども達が、”You are Ms. Silly!!” などと言い出して、その後私は、食事が終わるまでの間、ずっと子ども達から、Ms. Sillyと呼ばれることになったのでした・・・。
なんで子ども達がこういう言い回しをしたのかという点ですが、Mr. Men Little Missという子供向けのシリーズ本がありまして、ここに出てくる登場人物で、Mr. Sillyというのがいるんですね。このシリーズでは、Mr. Happyとか、Mr. Messyとか、ほかにも、敬称+形容詞の登場人物がいろいろ出てきます。
敬称+形容詞って、ちょっと他人をおちょくるときなどに便利な表現だなあと思います。”You are silly”って言われたらこっちもカチンとくるけど、”You are Ms. Silly”なら、なんとなく許せちゃいますからね(笑)
※ちなみに、sillyは、正確には、「バカ」よりは「アホ」に近いのかな?面白いやつというような肯定的なニュアンスが含まれることが多く、foolishやstupidなどに比べると、かなりマイルドな表現のようです。バカにも色々な種類があるのね!!
ほかにも、うちの子ども達の場合、友達と遊んでいるときなどに、敬称+名詞の表現をよく使っています。たとえば、ジャガイモのお人形を紙で作って、Mr. Potatoとか言ってキャッキャと喜んでたりしています。日本語でいうところの○○マンみたいな感覚でしょうか。
子どもの使う英語って面白いなあと思います。