おすすめの英語本

はじめてのシェイクスピア:Shakespeare Can Be Fun!シリーズ

英語の古典と言えばまず真っ先に出てくるのが、シェイクスピア。

原作は400年以上前に書かれた戯曲なので、英語が難しいし、大衆受けを狙った下ネタも多いんですよね。このため原作を読むのは小学生には無理です。そのかわり、児童向けに易しく書かれたシェイクスピア本が色々と出版されています。

以下は英ガーディアン誌がチョイスした子ども向けシェイクスピア本10選。今回紹介するのは、このなかでも出てくるShakespeare Can Be Fun!というシリーズ本です。色々見比べてこのシリーズが一番よさそうだったので、現在長女に順番に読ませているところです。

[blogcard url=”https://www.theguardian.com/childrens-books-site/2014/apr/22/top-10-andrew-matthews-shakespeare-books”][/blogcard]

 

Shakespeare Can Be Fun!シリーズとは

著者紹介(Amazonの「BOOK著者紹介情報」より)バーデット,ロイス

カナダ、オンタリオ州ストラットフォードの小学校の教壇に立つ。幼い子供たちをシェイクスピアの世界に導く試みは、みごと成功をおさめ、国際的にも高い評価を得ている。その著作と教師対象のワークショップは、世界中の父母、教育関係者そして一般のシェイクスピア・ファンに大反響を呼びおこした。その業績により、カナダ殊勲賞Meritorious Service Medal、ブリタニカ百科事典全米幼児教育賞Encyclopaedia Britannica’s National Award for Early Childhood Educationなど数々の賞に輝いている 。

複雑で入り組んだシェイクスピア劇を、子ども向けにわかりやすく、かつできる限り原作に忠実に、再現しているシリーズ本です。全部で8冊あり、有名どころはカバーされています。


この本の一番の特徴は、ストーリーの一部と挿絵がBurgettの教え子たちの作品であること。上の写真の手書きの文字と絵は、生徒の作品です。こんな先生に教えてもらえるなんて、そしてついでに自分の作品が本の一部になるだなんて、うらやましい!!

それから、最後のページに教師や親向けの情報(学校や自宅でできるアクティビティのアイデア)が記載されていて、これもなかなか興味深いです。「作品の舞台になった場所を地図で確認しよう」という簡単なものから、「●●に曲をつけてみよう」「(作品中で起こる事件について)新聞記者になったつもりで記事を書いてみよう」などなど、実に多種多様。

ちなみにこのシリーズ、基本的に全部で64ページなのですが、なぜかTwelfth Nightだけは40ページ。なぜなんでしょうね。よくわかりません。

対象年齢は、日本のAmazonでは、本によって4~8歳または9~12歳という表記になっていますが、出版社はすべて「7歳以上」としています。 内容的に4歳の子供が読めるようなものではなく、Amazonの表記は誤りと思います。

 

最初の一冊 おすすめは

有名作品が多いシェイクスピア。はじめの一冊はどれがいいのか迷う方も多いのではと思います。

私も迷ったので、google先生に聞いてみたのですが、色々な意見があり、結局よくわかりませんでした。ただ、「空騒ぎ(Much Ado About Nothing)」「真夏の夜の夢」「ロミオとジュリエット」あたりをあげている人が多かったような気がします。A Practical Guide to Shakespeare for the Primary School: 50 Lesson Plans using Drama という比較的評判のいい教師向けの本をチェックしてみたところ、こちらで取り上げられていたのは「テンペスト」「マクベス」「真夏の夜の夢」「ロミオとジュリエット」でした。ちなみに子どものインターでは、どうやら「ロミオとジュリエット」から入るようです。恋愛ものではありますが、ストーリーが子どもにもわかりやすいからかな?

さて、Shakespeare Can Be Fun!シリーズですが、「はじめての●●」というタイトルで、日本語と英語が併記されたバージョンも出版されています。英語の字やイラストを少しずつ小さくして、隙間に日本語を入れている感じ。これなら小さな子どもに読み聞かせをするのにも使えそうで、なかなかいいな~と思いますが、値段は英語版の約2倍!ううむ。

その他お勧め本

私がシェイクスピア作品についておさらいするために読んだのは下記の阿刀田さんの本。主要作品のあらすじやシェイクスピアの人生などが端的に詰まっている一冊です。「子どもに読ませるまえに、さっとおさらいしておいた方がいいかな~」と考えている方におすすめ。

「まだShakespeare Can Be Funは難しいそう・・」という場合には、UsborneのYoung Readingシリーズがおすすめ。Usborneのこのシリーズは本の装丁がしっかりしており、挿絵もセンスがいいです。CD付のものとついていないものがありますが、CD付でも1000円を切るくらいのお値段で、結構お買い得な印象です。ちなみに下記のロミジュリは、対象年齢6歳~、490Lとなっています。


以上、シェイクスピア本について紹介してみました。

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