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ORT Traditional Talesのお薦めタイトル

ORT(Oxford Reading Tree)といえば、Biff, Chip and Kipperシリーズ!という方が多いように思いますが、個人的には、Traditional Talesの方が好きだったりします。

Traditional Talesは、世界各国の昔話や寓話を集めたシリーズで、全部で約40冊あります。我が家(次女)は全冊読了したと思います。欧米でよく知られた話が多いので、英語の勉強になるだけでなく、「こんなお話があるんだね」という基礎知識をつけるのにちょうどいい感じです。UsborneやScholasticなど、他の大手出版社からもこの種のシリーズ本は出ているのですが、個人的にはORTが一番絵のセンスがいいように思います。また、ORTでは、オリジナルのストーリーにちょっと残酷なシーン等がある場合、小さい子ども向けに無難な内容にアレンジされているので、安心して読ませることができます。ただ、Usborneの方が、装丁がしっかりしているし、あまり変わらない値段でCDもついていたりするので、お得感があります。どの出版社のものがいいかは、好みの問題かもしれません。

 

以下、これまで読んだORTのTraditional Talesのなかで、次女や私が気に入っている本を、少しばかりのうんちくを交えながら、紹介してみようと思います。

  

Traditional Talesは、ステージ1+からステージ9まで、難易度も色々ですが、英語をはじめたばかりのお子さんにおすすめなのは、Run, Run! (stage 1+)です。このお話は、英語圏で知らない子どもはいないというくらい有名な話で、The Gingerbread Manというタイトルになっていることが多いかな。そういえば長女は、昨年のクリスマスの時期に、学校でGingerbread Manの劇をやりました。
ストーリーは、おじいさん・おばあさんが焼いたジンジャーブレッドマンクッキーが逃げ出し、2人がこれを追いかけるというものです。ジンジャーブレッドマンは、さまざまな災難を乗り越えて2人から逃げ続けますが、川岸にたどり着いたとき、「上に乗せてあげる」というキツネの甘言にのせられ、キツネの頭の上に乗って川を渡ろうとします。ところがキツネは、川の中ほどまで来たところで、上を向いてジンジャ―ブレッドマンをパクリと食べてしまいます。コミカルなストーリー展開に思わず笑ってしまう一冊です。

 

The Frog Prince (Stage 6)もお薦めです。グリム童話の「カエルの王様」ですね。
このお話は色々なバージョンがありますが、グリム童話では、主人公のお姫さまがカエルを気味悪がって壁にたたきつけて殺してしまったところ、カエルが王子様に戻った・・・という筋書きだったかと思います。これに対してORTの場合、お姫さまの部屋の枕の上で飛び跳ねたカエルが王子様に戻るという筋書きになっています。これなら小さい子どもに読ませても安心ですね。だって壁に叩き付けられて潰れたカエルなんて、想像したくないですから(笑)
なお、こちらの本は、ORTのHPにフリーのebookがあります。

 

私がTraditional Talesのなかで一番好きなのは、Rumpelstiltskin (Stage 7)です。タイトルの意味が分からず当初は借りるのを躊躇していたのですが、借りる本がだんだんなくなってきてしまったので借りてみたところ、とても面白い本でした。こちらもグリム童話のひとつですね。
貧しい主人公の女性は、とあるきっかけで、小人に対して、「最初に生まれた子どもを小人に渡す」という約束をしてしまいます。その後王子と結婚して王妃になった主人公。2人の間に子どもが生まれると、小人がやってきて、「約束どおり赤んぼを渡せ。でも三日内に自分の名前を当てられたら赤ん坊は連れて行かないよ。」と話をします。
タイトルのRumpelstiltskinは、この小人の名前です。さてさて、王妃は小人の名前を当てられるのでしょうか?
こちらもORTのHPにフリーのebookがありますので、このお話の続きをご存じない方は、ぜひお子さんと一緒に読んでみてくださいね!

 

 

 

Traditional Talesには、アジアのお話もあります。

次女が気に入っていて何度も借りてきているのが、The Magic Paintbrush (Stage 5)です。こちらは中国の民話です。貧しいけれど正直者の青年が、仙人から、描いたものを現実のものにできる魔法の筆を手に入れたところ、性悪な金持ちから狙われて・・・というお話です。勧善懲悪の気持ちよい結末の本です。
 
Yoshi the Stonecutter (Stage 6)は、タイトルからも推察できるとおり、日本の話です。石切り職人のYoshiは、山の精霊の力を借りて、お金持ちになります。さらにYoshiは、お金持ちから王子様へ、王子様から○○へ、○○から××へと、山の精霊の力を借りて、次々と自分が望むものに姿を変えていきます。そして最後にYoshiが選んだのは・・・というお話です。絵はいまいちですが、ストーリーが面白く、含蓄に富んでいて、なかなかいいです。でもこんな民話、日本にあったかしら?

 

以上、ORTのTraditional Talesから、お薦めの本をいくつか紹介してみました。

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